梅雨が明けると本格的に気温が30度を超える日が続きます。暑さを凌ぐために、できるだけ重ね着はしたくないのですが、Tシャツとパンツを合わせるだけだとシンプルすぎてどこか物足りない…と、毎日朝の忙しい時間に鏡を見ながら悩んでいる方も多いと思います。そんなお悩みを解消するワンピースを選んでみました。さらっと着るだけなのに、「あえて選んで着ている感」が出るワンピースは、忙しい女性の心強い味方です。
すでにコーディネートが組まれているワンピース

こちらはTシャツとスカートをコーディネートして着ているようなデザインですが、実は一枚のワンピースです。品のあるネイビーをベースに、スカートはさわやかな同系色のストライプを切り替えているデザインです。柄物は派手に見えるから苦手という方も多いと思いますが、生地の色数をぐっと絞るっているので全体的にまとまりがあって、普段着として取り入れやすいのがいいところ。
Tシャツ風に見える上半身部分の着丈とスカートのバランスも計算済なので、「野暮ったく見える」「太って見える」などのお悩みも解消する一着です。
異素材切り替えですっきり見えを叶えるワンピース

続いてご紹介するのは、胸元に切り替えの入ったデザインのワンピースです。二の腕のシルエットを拾わないふわっと膨らんだ袖は女性らしさはあるものの、少し上半身にボリュームがあるように見えてしまうもの。ですが、斜めに切り替えを入れることで視覚的にシャープさが生まれて、すっきりして見えるのがいいところです。

袖口のリボンもアクセントになっていて、カジュアルになりすぎないのもポイントです。
ドローコードでメリハリがつけられるワンピース

体のラインを拾わないゆったりとしたシルエットのワンピースは、涼しくて楽なのがいいところ。ただ、ほっこりとした雰囲気になりがちで、気になる方も多いと思います。このワンピースの様に、ドローコードが通っていて、シルエットに変化がつけられると、メリハリがついて格好いい雰囲気になるのでおすすめです。

ウエスト部分を絞るとほっこり感がなく、モードな雰囲気で着こなせるのがいいところ。異素材使いもこなれ感が出るのでおすすめです。
ピンタック使いで見栄えのするワンピース

ワンピースと言っても、カジュアルなもの、フォーマルなものとテイストは様々ですが、オンオフ問わずに着られるテイストの物があると便利ですよね。こちらはフロントにピンタックを入れたデザインのワンピースです。

形はベーシックですが、ピンタックが入っているだけで上品な雰囲気。ラクチンなのにきれい見えするのがいいところです。縦長ですっきりとして見える視覚的効果もあるので、着やせ効果も期待できますよ。
シアー使いの涼し気なワンピース

昨年から続くシアー素材使いの勢いは、今年の夏もまだまだ続きそうです。とはいえ、透ける部分の面積が大きければ大きいほど、肌見せや中に着るインナーに気を付けなければいけないのが億劫ですよね。袖部分に少しだけ透け感がある程度だと、程よくトレンド感があるのがいいなと思います。

こちらはさらに異素材切り替えも入っていて、後ろ部分は細プリーツですっきり見え効果もあります。プリーツは品のいい揺れを生むので、シアー素材との組み合わせで、女性らしい雰囲気が生まれますね。
シンプルなワンピースは多くありますが、少しだけ切り替えや異素材使いなどの工夫がされているものだと、難しいことをしなくてもサマになるのがいいところ。パッと着るだけでコーディネートが仕上がる、いわゆる時短アイテムでもあります。毎朝、時間と戦っている忙しい女性にこそお試しいただきたいアイテムです。