重ね着やアイテムの色などで重たい印象になりがちな冬コーデ。本記事では低身長の方におすすめの、オシャレにスタイルアップして見えるコーデのコツを紹介します。
低身長さん・小柄さんにおすすめの冬アウター
顔周りに目線が集まるアウター
低身長の方のアウターは、サイズ感がポイントです。肩幅がジャストサイズのアウターを選べば、洗練された大人のアウターコーデに。さらに、フードなどで上半身や顔周りにポイントがあると目線が上に集まりやすくスタイルアップして見えます。明るい色のアウターも目線が集まりやすく、重たい印象を避けられるので低身長の方におすすめのアウターです。
ショート丈アウター
ウエストの位置を高く見せるショート丈アウターは、シルエットにメリハリを効かせた好バランスを作りやすく低身長の方におすすめ。落ち着いた色や、きれいめデザインのショート丈アウターで、コーデを引き締め大人のカジュアルコーデを格上げしましょう。
低身長さんにおすすめのワンピースコーデ・スカートコーデ
縦長シルエットを強調するスカートコーデ
低身長の方のコーデでは、全体のシルエットと重心のバランスを整えるのがポイント。特にロングタイトスカートのように裾がひろがらないシルエットは、コーデの重心が下がりにくく下半身をすっきりと見せてくれるのでおすすめです。トップスはコンパクトなシルエットのアイテムをあわせて、縦長のIラインシルエットを意識してみましょう。さらにスッキリとした好バランスのコーデが完成します。
重心を上げるフレアスカートコーデ
コーデを立体的に演出する総柄のロングフレアスカートは、縦のラインを強調するストライプ柄が低身長さんにおすすめです。そしてスカートより濃い色のトップスをコーデしてみましょう。濃い色の効果でコーデの重心が上がるのと同時に、上半身をコンパクトに見せてスタイルアップ効果を高めます。
ウエスト位置を高く見せるワンピースコーデ
低身長の方には、ウエスト位置を高く見せてくれるデザインやウエストマークができるワンピースがおすすめです。冬はレイヤードコーデを楽しめるので、ワンピースからコーデのアクセントになる色のインナーをのぞかせたり、ショート丈のアウターを着て上半身をコンパクトに演出したりすると脚長に見えます。
低身長さんにおすすめのパンツコーデ
縦ラインを強調するテーパードパンツコーデ
裾に向かって細くなるテーパードパンツはスタイルアップ効果が高く、低身長の方にうってつけです。パンツと素材が違う同系色のトップスを合わせるワントーンコーデは、コーデに縦の長さと奥行きを感じさせる洗練された着こなしに。さらに、ウエストの位置を高く見せる羽織りアイテムを加えるのもおすすめです。ワントーンコーデのすっきりしたIラインの効果と相まって、脚長効果が高まります。
色にメリハリをつけたパンツコーデ
トップスとボトムスのどちらも、ややゆるっとしたシルエットのコーデを低身長の方がする場合、色でメリハリをつけるのがおすすめです。暗い色のボトムスには明るい色のトップスを、明るい色のボトムスには濃い色のトップスを合わせて、上半身に目線が行くようにしましょう。さらに、ニットを肩掛けにしたり、顔周りにアクセサリーをつけたりして、コーデのアクセントにすると、スタイルが良く見える大人のこなれ感あるコーデに仕上がります。
足元をスッキリ見せするパンツコーデ
低身長の方がパンツを選ぶ際に気になるのは、着丈ではないでしょうか。パンツの裾から足首がのぞく着丈は、軽やかでスッキリした印象を与え、スタイルアップに効果的です。デニムなどのカジュアルなパンツは、裾をロールアップして足首が見える着丈まで調節することができるのでおすすめ。
足首がのぞく着丈のパンツに明るい色のシューズやバッグを合わせると、脚長効果だけでなくコーデに抜けが生まれ、気負いのないおしゃれなカジュアルコーデを楽しめます。
まとめ
コーデ全体の重心や目線を上に集める着こなしは、低身長以外の方のスタイルアップにもつながります。自分の体型の個性を活かしつつバランスが良く見える着こなしで冬のおしゃれを楽しみましょう。
川島彩子
プロフィール
カラーコーディネーター/イメージコンサルタント
PlusColor代表
インポートブランドのショップスタッフ時、人それぞれに「似合う色」「デザイン」がある事を知り「色」と「ファッション」について専門的に学び独立。
現在は、カラーコーディネーター育成や、企業、地方自治体等が主催するファッションセミナーやショップスタッフへの研修を多数行い、受講者には、自分に似合いT・P・Oにあったアイテムを選べるようになった、と定評がある。